STAFF
スタッフ紹介
まだまだ未知の部分が多いゴム 研究を積み重ねてより良い製品に
開発部 基礎研究課
2011年新卒入社
先輩の言葉に背中を押され 開発の仕事がさらに楽しくなった
もともと研究職志望だったのですが、大学院卒以上を条件としている会社が多く、ハードルが高いと思っていたところ、学部卒以上で募集しているアトムに出合いました。大学では高分子化学の専攻だったので、ゴムに関する知識はほとんどなかったのですが、入社後に一から指導してもらったお陰で、スムーズに入っていくことができたと思います。失敗を恐れてなかなか踏み出せなかったことがあったのですが、先輩から「たとえ失敗しても、原因を突き止めれば、立派な成果だ」と言われ、背中を押してもらったことが印象に残っています。それからは気持ちにゆとりができ、仕事が一層おもしろくなりました。
展示会や講演会への参加など 新たな知識を得る機会も充実
現在は主に、ラテックスという液体ゴムの基礎研究と、既存製品の改良に取り組んでいます。基礎研究では、ラテックスと薬品を色々な配合で混ぜたものをフィルム状に乾燥させ、配合によってゴムの特性がどのように変化するかを調べています。既存製品の改良では、お客様からのご要望に対して、先輩や生産現場の人たちとディスカッションしながら、どうすればご要望に応えられるかを考えます。また、外部の展示会や講演会に参加したり、技術コンサルタントから知識を得たりする機会も多く、学び続けることができるのは、本当にありがたいことだと思っています。
これまでになかったような 複合製品の開発にも取り組みたい
アトムの魅力は、何でもチャレンジさせてくれるところですね。自分が担当するテーマ以外のことでも、新たな課題や興味を持ったことがあれば、時間を見つけて研究することができます。私にとってゴムは、まだまだ未知の部分が多く、検証しなければならないことがたくさんあります。そういった検証を積み重ねていかなければ、より良い製品の開発にはつながりません。今後は液体ゴムだけでなく、ドライゴムについても勉強し、それぞれの良さを生かした、複合製品の開発にも取り組んでいきたいと考えています。